品番 J350624
題目 花瑞鳥図揃金具
Title Hanazuichyo zu soroikanagu
銘 縁頭・小柄・笄 後藤光覧（花押）
目貫 割際端銘 後藤・光覧（花押）
鐔 無銘 蒔絵師
Sign Wada taishin Issin Seiryu
価格 3,800,000円
Price 3,800,000jpy
鑑定 財）日本美術刀剣保存協会 重要刀装具
Certif [N.B.T.H.K.] Jyuyo Tousougu
時代 幕末
Period Last of Edo
系統 後藤一乗弟
School Goto ichijyo
解説
後藤光覧は七郎右衛門家四代目後藤重乗の三男として文化三年京都で生まれる、七郎右衛門家を継ぎ五代目となる。後藤一乗の実弟で作風も兄一乗に類似し、細部にまで細かい仕事の高彫色絵を得意とした良工、明治元年十二月に六十三歳で没する。次男の光平が光則となり宗家の十七代目の家督を継いでいる。
本作は雅やかな花鳥を品格高く彫り上げた光覧の揃いで、花は芙蓉科の植物に鳳凰の華麗さと相まって絢燗たる出来栄えである。画面の空間も活かし、その構図から技術に至るまで総じて高い完成度を感じさせてくれる一作である。
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