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刀 無銘(兼光)

品番 A360401
 
銘文 無銘(兼光)(古刀最上作)(最上大業物)
Sign      Mumei(Kanemitsu)(Kotou saijyosaku)(Saijyo ohwazamono)
 
価格 6,500,000円
price     6,500,000yen
 
鑑定 財)日本刀剣保存協会 重要刀剣
Certif    [N.B.T.H.K]                 Jyuyo Touken 

鞘書 本間寒山鞘書

 
登録  岐阜登録  昭和40年1月27日交付
 
寸法   長さ 2尺1寸7分(66,0cm)   反り 10㎜  目釘穴 3個  
        元幅 30mm 先幅 22mm 元重 8,0mm
Size       Blade length  66,0cm     Curvature 10mm   Mekugi 3Hole
 
国   備前国   
Country    Bizen
 
時代   南北朝 延文貞治頃
Period    Middle of Nanbokuchyo
 
形状   鎬造り、庵棟、身幅広く、重ね頃合い、反り浅くつき、豪壮な南北朝期の格好となる。
 
鍛え   板目肌やや大肌で流れこころとなり、働きのある地鉄となる。
 
刃文  やや角ばった互の目つれ、物打ち上は表裏ともやや互の目小づみ、足入り、総体に砂流しかかり金筋入り匂い深く小沸つき、所々に荒沸交じる
 
帽子   乱れ込み、先小丸、僅かに掃きかける
 
中心   大摺上、先刃上がり栗尻、鑢目勝手下がり
 
拵    無
 
白鞘  有

 
解説
 備前兼光は景光の子で備前長船派の嫡流で鎌倉末期から南北朝期の備前刀を代表する刀工である。
 鎌倉末期の元亨から南北朝の貞治頃まで作品が残っており、兼光の初期には太刀、短刀ともに鎌倉末期の尋常な太刀の格好が多く作域は父、景光を踏襲した片落ち互の目や直ぐ刃調に互の目を交えたものがある。延文貞治頃には姿が豪壮な姿となり、片落ち互の目に加え、のたれ調の刃も交えてくる。
 本作は身幅広く、切っ先も大切先となり、典型的な南北朝の延文貞治体配となり、刃文は角ばった互の目を焼き、地鉄も板目肌に大肌を交え、働きがあり、地刃の出来がよい。
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