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刀 雲次

品番 A360402
 
銘文 雲次
Sign     Unji
価格 3,300,000円
price     3,300,000jpy
 
鑑定 財)日本刀剣保存協会 特別保存刀剣
Certif    [N.B.T.H.K]                   Tokubetsu Hozon Touken 

 
 
登録  兵庫登録 昭和48年9月6日交付
 
寸法   長さ 2尺0寸7分半(63,0cm)   反り15mm  目釘穴 2個  元幅30,3mm 先幅 22,8mm 元重 6,6mm
Size       Blade length  63,0cm     Curvature 15mm   Mekugi 2Hole
 
国   備前国   
Country    Bizen
 
時代   鎌倉末期
Period    Last of Kamakura
 
形状   鎬造り、庵棟、身幅重ね頃合い、反りややつき、中切
 
鍛え   板目肌よく働き、チケイ入る
 
刃文  直調の互の目に小互の目交じり、匂勝ちに小沸つき、足、葉入り、二重刃風の刃も交え、匂口明るく冴え、指で押したような断続的な映りが入る
    
帽子   ふくらに沿って掃きかける
。 
中心  摺り上げ、先切、佩表の中ほどより少し下、棟よりに二字銘
 
白鞘  有

解説
 雲次は備前鵜飼派の刀工で備前宇甘に住んで、鎌倉後期から南北朝期にかけて繁栄した刀工群である。鵜飼派の刀工は雲の字を冠することから雲類とも称され、雲生、雲次、雲重などの刀工が活躍した。この頃の備前には長船派や畠田派など互の目丁子に乱れ映りを得意とした刀工群が多いが雲類の作風は山城の来派を思わせるものや備中青江派の作域を示すのが特長である。
 雲次は雲生の子で鎌倉後期から南北朝初期に活躍した刀工である。父雲生に比べると刃中は賑やかな傾向があり、この雲類の映りは特長的で、指で押したような特徴的な映りをみせ、青江の映りと共通点がある。
 本作もその特徴的な映りが顕著に出ており、刃文も直刃調だが互の目を交え、刃中賑やかで、地鉄も健全で出来が良い。
 雲類は比較的に在銘の作品が少なく、無銘の極めは見ることがあるが、本作のように中心調子がよく、銘もしっかりとして、地鉄や刃の状態がこれほど健全で出来がよいものは珍しい。

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