品番 F020
題目 牛曳き人物図目貫
Title Ushi hiki zinbutsu zu Menuki
銘 無銘(伝光乗)
Sign Mumei(KO-zyo-)
価格 売約済
鑑定 財)日本美術刀剣保存協会 保存刀装具
Certif [N.B.T.H.K.] Hozon-tousougu
形状 芋継地(金地、赤銅地) 赤銅象嵌色絵
Form
寸法 左 竪幅 16mm 横幅 26,5mm
右 竪幅 15mm 横幅 29mm
Size
時代 桃山
Period
系統 後藤本家 四代
School
解説
後藤家本家の四代光乗は三代乗真の嫡男として享禄二年に生まれた。幼名が小一郎、のちに亀市、さらに四朗兵衛と称する。織田信長に仕え、天正九年に信長の命により大判および分銅の役を拝命し、本能寺の変以降は秀吉からその役を引き続き受け、豊臣家の財務面の重職を担当した。彫金家としても一流だが、経済、文化の実務にわたっても桃山を代表する名人である。
本作はイモツギと言われる手法を使い、金地と赤銅地を張り合わせ、陰陽根となり、裏逝きが良いなど、桃山期を降らぬ目貫である。牛と人物を表と裏で使う金属を逆にするなど手が込んで、顔の表情もよく、出来が良い。
芋継の目貫は少なく、ぜひともコレクションに入れて頂きたい逸品である。
gazou
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