品番 E232
題目 壇渓図鍔
Title Hado-Hiryu zu Tsuba
銘 良勝（花押）
Sign Yoshikatsu(sign)
価格 売却済
Price sold out
鑑定 財）日本美術刀剣保存協会 特別保存刀装具
Certif [N.B.T.H.K.] Tokubetsu Hozon Tousougu
形状 竪丸形 赤銅地 鋤出高彫 象嵌色絵 角耳小肉
Form
寸法 竪 68,3mm 横 64mm 切羽台厚さ 4,7mm
Size Length 68,3mm Width 64mm Thickness 4,7mm
時代 江戸後期
Period
系統 濱野派
School
解説
濱野派は政随を祖とし、政随は奈良派の名工利寿に師事した。独立してからも優秀な弟子を育成し、濱野派は横谷派、奈良派と並んで町彫りを代表する流派となった。良勝は直随に師事をしている。越後住。
三国志において蜀の劉備が魏の曹操に敗れ劉表のもとに身を寄せていた。そのときに劉表の義弟の蔡瑁の罠にかかり、そこから名馬、的盧と逃げ出すが前には激流で名高い壇渓がまってきた。しかしその激流をもろともせず的盧と劉備は壇渓を渡りきり間一髪で危機を脱したのだった。
本作はその壇渓の図で名馬的盧に乗った劉備が壇渓に飛び込む迫力が伝わってくる。仕事も良く、出来が良い。
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