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刀 平信秀

品番 A027
 
銘文 平信秀
   元治二年二月日
Sign      Tairano Nobuhide
          Genzi Ninen nigappi
 
価格  売却済
Price      Sold out
 
鑑定 財)日本刀剣保存協会 特別保存刀剣
              栗原信秀の研究所載
Certif    [N.B.T.H.K]                  TokubetsuHozon Touken
 
寸法   長さ 二尺三寸五分(70,2cm)   反り 2,3cm   目釘穴 2個
Size       Blade length  70,2cm          Curvature 2,3cm   Mekugi 2Hole
 
登録番号  東京10913 昭和26年3月30日 
 
国   江戸 越後    
Country    
 
時代   幕末
Period   
 
形状   鎬造り、庵棟、身幅頃合い重ねやや厚く、反りつく
 
鍛え   板目肌、やや肌立ち、地沸つく
 
刃文   互の目に丁字、箱がかった刃が交じり、匂口明るく冴える
 
帽子   乱れ込み、先尖って返る 
 
彫物  差表 梅龍  差裏 三鈷剣
 
中心   生ぶ、栗尻、鑢目勝手さがり
 
拵    無
 
白鞘  有
 
解説 
 栗原信秀は文化十二年、越後国西蒲原郡月潟村に生まれた。文政十二年、京都へ上り鏡師となったが、嘉永初年、江戸に出て、山浦清麿門に入り刀鍛冶となった。鏡師だったことから彫物は得意で、彫は浅いのだが深く見え、技術は幕末の彫師の中でも群を抜いている。元治元年七月、第一回長州征伐が行われ、彼は幕命を受け大坂に赴いたことから、元治元年8月より慶応3年正月までの約2年半の間に大阪打ちがある。慶応元年五月、筑前守を受領した。後に江戸に戻り、さらに明治八年、越後三条に帰り作刀する、同10年には弥彦神社の御神鏡の制作を行っている。
 本作は梅龍と三鈷剣が見事に彫られている、これは一竿子忠綱の写しであり非常に面白い。しかし日刀保の鑑定では後彫となっているがこの彫の縁をしっかりと決めて掘り出す技術は鏡師であった信秀の彫と当店は信じて疑わない。刃中の出来も素晴らしく匂口も冴え、信秀の名品である。

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