品番 E240
題目 蓮菖蒲に栗図鍔
Title Hasusyobu ni Kuri-zu Tsuba
銘 篤明造
Sign Tokuaki Tukuru
売約済
price
鑑定 財）日本美術刀剣保存協会 特別保存刀装具
Certif [N.B.T.H.K.] Tokubetsu Hozon Tousougu
所載 鏨廼花 第三巻 ※本は付きません
形状 木瓜形 鉄四分一昼夜仕立磨地 据紋象嵌色絵 打返耳
Form
寸法 竪 65,8mm 横 58,2mm 切羽台厚さ 4,0mm
Size Length 65,8mm Width 58,2mm Thickness 4,0mm
時代 安政頃
Period
系統 京都金工、大月派
School
解説
大月派は京都金工を代表する一門で光興を祖とし、秀興、秀国、篤興、月山など数々の名工を輩出した。
篤明は天保十一年に伝平四郎の子として、若狭国西津軽屋敷で生まれる。嘉永五年京都に出て、篤興に師事する。師銘の篤の一字を許されて篤明と名乗る。元治元年に故郷に戻り藩のお抱え金工となった。明治維新後は大阪造幣局に奉職した。
本作は銀と鉄の昼夜地にし、鉄地側の鉄味は良く、蓮菖蒲の象嵌も見事で、銀地側の味も良い。鏨の花にも所載で、篤明の優品である。
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