品番 C024
銘文 貞一(刻印)
明治二巳秋
Sign Teiichi(sing)
Meizi ni mi aki
価格 売却済
鑑定 財) 日本刀剣保存協会 特別保存刀剣
特別保存刀装具
Certif [N.B.T.H.K] Tokubetsu Hozon-Token
Tokubetsu Hozon-Tousougu
登録証 大阪126401 平成26年11月28日
寸法 長さ 6寸6分(20cm) 反り 無 目釘穴 1個 元幅 26,5mm 元重ね 6mm
Size Blade length 20cm Curvature nothing Mekugi 2Hole
国 摂津国 時代 明治二年
Country setsu
Period About AD1869
形状 平造り、庵棟、寸の割に身幅広く、重ね頃合い。
鍛え 大板目肌となり地沸微塵に付く。
刃文 互の目乱れ、先焼き高く皆焼風となり、砂流しかかり、金筋入る、沸出来となり、匂口柔らかく、冴える。
帽子 一枚帽子となり、金筋など働きみごと。
中心 生ぶ、先栗尻、鑢目化粧鑢。
拵 黒蝋色塗糸目刻鞘短刀拵
白鞘 有
箱 竹梅蒔絵箱 桐二重箱付
解説
月山一門は古くは奥州にて刀を鍛えていたが、幕末に月山貞吉が摂津に移りて鍛える。これが大阪月山の始まりで 貞吉-貞一(帝室技芸員)-貞勝-貞一(人間国宝)-貞利-貞伸と現在まで続いている。その中でも技術が一番優れているのが初代の貞一で、月山一門のお家芸である綾杉伝から備前伝、相州伝まで焼き、彫物も上手である。
本作は初代貞一の相州伝の短刀である。貞一は備前伝も上手だが、相州伝に傑作が多く、重要になっている一振りも相州伝の平脇差である。本作、刃中の働き見事で、特に帽子はさすが貞一と言わせる出来となっている。添っている拵も洒落た拵で内外とも特別保存となっている。蒔絵の短刀箱も付き、いかに大切に残されてきたかもわかる。貞一の逸品の短刀である。
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