品番 A038
銘文 薩府武臣水上住奥氏元平
天明三年卯三月日三枚
Sign Satsufu bushin Minakamizyu okushi Motohira
価格 売却済
Price
鑑定 財)日本刀剣保存協会 特別保存刀剣
Certif [N.B.T.H.K] Tokubetsu Hozon Touken
所載 薩摩の刀と鐔所載
登録 宮崎622 昭和26年3月31日交付
寸法 長さ 二尺三寸二分半(70,45cm) 反り 1,35cm 目釘穴 1個 元幅 31mm 先幅21㎝
Size Blade length 73,6cm Curvature 1,57cm Mekugi 2Hole
国 薩摩国
Country Satsuma
時代 天明三年
Period AD1783
形状 鎬造り、庵棟、身幅重ね頃合い、反りややつく。
鍛え 板目肌、良く詰み、流れ肌交え、黒味がっかったねっとりとした辞鉄となり、チケイ入り、地沸厚くつく。
刃文 直調の湾れに互の目乱れて、砂流、金筋入り刃中働き多く、匂口やわらかく明るく冴え、覇気のある出来となる。
帽子 先掃きかけ、一枚風となる。
中心 生ぶ、先剣形、鑢目勝手下がり。
拵 黒蝋色塗鞘打刀拵
白鞘 有
解説
薩摩奥元平は伯耆守正幸と並び薩摩の新々刀を代表する刀匠である。延享元年に奥元直の子として生まれ、薩摩藩工となり、寛政元年に大和守を受領した。
本作は地鉄はよく詰んだ、ねっとりとした肌に地沸厚くつき、刃紋沸出来となり匂口柔らかく、砂流金筋交じり、元の刃には長い金筋(芋蔓)も見られる。典型的な元平の相州伝の出来となり、すこぶる出来が良く、元平の傑作である。
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