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株式会社 和敬堂
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日本刀・刀剣・刀装具の売買
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刀装具とは

 

日本刀販売歴40年の鑑定士が語る~刀装具とは~

日本刀販売歴40年の鑑定士が語る~刀装具とは~
 
 

 

<刀装具とは>

 

刀装具とは、刀剣(刀)が入っている拵に付属する部品すべてを指します。

刀剣の拵は洋服と同じで、時代の流行に合わせて変わってきます。

 

 

 

<刀装具の種類>

 
刀装具の代表的なものには、鍔(鍔)、目貫(めぬき)小柄(こづか)、笄(こうがい)、縁頭(ふちかしら)などがあります。

 

 

 

◆鐔(つば)

鐔とは、刀身と柄の間に挟んだ円形の金具で、柄を握る手を防護する役割があります。

形状は、丸形・竪丸形・木瓜(もっこう)形・拳形・角形・喰出(はみだし)形などがあり、古く室町期は鉄、山銅などが多く、江戸期に入ると赤銅、四分一、黄銅など様々な金属が使われ華やかになっていきます。

 

 

 

◆目貫(めぬき)

目貫とは、柄の巻きの中にある金具のことをいいます。もともと目貫は目釘(柄の中に刀の茎がはいったとき止める木釘)の役割をしており、雄雌の陰陽となって、刀を留めていました。穴のことを目ともいいます、穴を貫いてとめるから目貫といわれたのです。それが時代とともに装飾としての役割が強くなり、目釘としての役割はなくなりました。(短刀ではネジ式になって目釘の役割になっているものもあります)

また柄を握ったときの滑り止めの役割もあるといわれています。

 

 

 

◆小柄(こづか) 

小柄とは、拵の指裏に入る小刀の柄、または小刀そのもののことを指します。

本来は、日常のペーパーナイフ的なものとしての役割で使われていたとされており、よく時代劇などで武器として投げて使われているがそのような使い方はほとんどされていないとされています。だんだんと装飾具としての役割が強くなり。精緻な金工作品と発展していきます。

 

 

 

◆笄(こうがい)

笄とは、拵の指表にはいる髪の手入れをする道具のことを指します。

先で髪の痒い所を掻いたり直したり、耳かきもついています。

時代とともに実用性よりも装飾性が強くなり、精巧な作品が増えていきます。

目貫、小柄、笄の三点を同じ作者が同じ図柄で作ったものを三所物といい重宝されています。

 

 

 

◆縁頭(ふちかしら)

縁頭とは、柄の両端の金具のことを指します。

先の金具を頭といい、刀の茎の入り口を縁といいます。

この二つは基本的には一緒に作られているものが縁頭とされ。

例外的に肥後拵はそろってないものや、天正拵や献上拵の頭は角になります。

 

 

 

 

 

<刀装具の選び方>

 

刀装具を選ぶときは、決して慌てないことが大切です。

刀装具に興味を持ち始めたころは、自分にはこの品しかないと思いがちですが、冷静になりましょう。

分からないことは進んで質問しましょう。納得のいく答えが返って来ないときは一度考えることをお勧めします。

初心者のうちは、鑑定書に頼ることも一案です。

 

 

 

◆時代を見る

○室町時代前期まで

太刀拵が主流で、刀装具として現存するものは、鉄や山銅の鐔くらいになります。

鐔は、甲冑工が作った甲冑師鐔や刀匠が作った刀匠鍔になりますが、実際に現存するのは室町中期くらいまでがほとんどで、まれに南北朝や室町初期のものがあるくらいです。

簡素なものが多く現存するものはほとんどありません。

 

 

○室町時代後期

太刀拵から打刀拵に変化していきます。

鐔は、甲冑師鍔、刀匠鍔、応仁鐔、平安城式真鍮象嵌鍔、鎌倉鐔などがあり、透かしや象嵌などで装飾されています。

 

 

○戦国時代~安土桃山時代

戦国時代以降は、打刀拵が主流です。

この時期の刀装具は、全般的に技術が高くなっていき、わびさびを感じることができる作品が多数あります。

鉄鍔では、金家、信家や、金山鍔、尾張鍔

後藤家では上三代といわれる祐乗、宗乗、乗真などが活躍します。

 

 

○江戸時代

江戸時代は各種色金、彫金技法を駆使して様々な刀装具が数多く作られています。

後藤本家はもちろんのこと

町彫では、横谷宗珉や柳川派、石黒派、大森派などその時代を代表する金工師が現れます。

 

 

○幕末、明治

 幕末明治の金工師は加納夏雄や正阿弥勝義、海野勝珉、後藤一乗、田中清寿など、超絶技巧と呼ばれる技術の高い作品が残っています。華やかなものが多く技術的にも完成された域に達します。

 

 

○現代

 現代でも金工師はおり、鍔などの刀装具を作っております。

 また居合刀の鍔のように消耗品で古いもののコピーが大量生産されたものもありますのでこれらの物は騙されないように注意が必要です。

 

 

 

刀装具は居合などでは実用品ですが、一般には骨董品、美術品です。

しかし、どんなにすばらしいもので鑑定書がついていても、気に入らなければ意味がありません、時代や特徴がわかってきたら自分の好みが見えてくると思います。

そのなかで自分が気に入ったものを選び、コレクションしていただくのが一番だとおもいますし、こちらの仕事冥利につきます。そのお手伝いができたら一番だとおもいます。

 

 

 

 

 

 

<刀装具のお手入れ方法>

 

刀装具のお手入れは、さほど難しくありません。

基本を守れば、美しい状態を維持することができます。

 

 

 

◆お手入れの方法

お手入れをするときは、基本清潔な白い手袋をして作業をします。

ですが、鉄の品物はそこまで気をつかう必要はありません。

個人的には鉄鍔などは素手で大丈夫だと思います。

しかし、手袋をして悪いことはありません。

気を使わなければいけないのは色金と言われる赤銅、四分一、黄銅などです。

これらは一回緑青がでてしまうと、色が変わってしまって元の状態に戻すのがとても難しくなります。磨地は特に手で触ってそのままにしておくとその指紋の錆が残ってしまいますので、素手で触るのはよくありません。

お手入れの基本は、柔らかい布で優しく磨くことです。ネルの布がいいでしょう。

細かい細工の奥に付着した埃は、優しく丁寧に落としてください。

手の油や唾などが一番の錆の原因となります。最後には布でしっかりふき取り保管しましょう。錆や汚れがひどく付着して、痛んでしまった場合は、購入店に相談し、専門の職人さんにお手入れをしてもらうことをおすすめします。

 

 

 

◆お手入れの時期

お手入れの時期は、数カ月に1度くらいが適当です。

湿気は金属の天敵ですので、なるべく湿気の少ないところに保管してください。

 

 

 

◆気をつけたほうがいいこと

刀装具の天敵は、湿気と塩分です。

湿気と塩は、金属を酸化させ腐食させますので、くれぐれも付着させないように気をつけましょう。

刀装具は、動かないように、柔らかいクッションを敷いた箱に入れて、湿気が少ない屋内で保管してください。

保管用の箱は、通気性がよく蒸れ難い桐の箱がおすすめです。

刀装具を鑑賞するときは、手の汗、唾が付着しないように、清潔な白い手袋をして、手に取ってください。最後にしまうときも、汗や話したときに飛んだ唾が残らないように丁寧に拭いて戻しましょう。

 
 
 
 
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