品番 B2901
銘文 無銘(雲次)
Sign Mumei(Unzi)
価格 売却済
Price sold out
鑑定 財)日本刀剣保存協会 特別保存刀剣
Certif [N.B.T.H.K] Tokubetsu Hozon-Token
登録証 京都24432 昭和42年2月22日交付
寸法 長さ 1尺4寸8分半(44,8cm) 反り 0,8cm 目釘穴 2個
Size Blade length 44,8 cm Curvature 0,8cm Mekugi 2Hole
国 備前国
時代 鎌倉末期
Country Bizen
Period Last of Kamakura
形状 鎬造り、庵棟、身幅重ね尋常で、反りわずかにつく。
鍛え 板目肌良く詰む
刃文 直ぐを基調に互の目乱れて、匂い勝ちに小沸つき、匂口明るく冴える
映りが鮮明出て、宇甘物らしく、断続的な映りがでる
帽子 先丸く返る。
中心 大摺り上げ無銘
拵 無
白鞘 有
解説
雲生、雲次、雲重は備前宇甘庄に住んで作刀していたことから宇甘派と言われている。また皆、雲の字を使うことから雲類とも称される。鎌倉末期を代表する備前物ではあるが、宇甘派の刀は長船物の刀とは趣が異なり、備前伝の中に山城の匂いがする刀が多くまた、青江の影響を受けているのを感じることができる。本作も地鉄誠に良く詰み、映りも断続的にでるなど、宇甘らしい出来を見せており、出来が良く楽しめる。雲次の逸品である。また付いているハバキが象のハバキでこれがまた面白い、四分一地に銀や鍍金を使っている。
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