品番 C300501
銘文 無銘(新々刀海部)
Sign Mumei(Shinshintou Kaifu)
価格 売却済
鑑定 財)日本刀剣保存協会 保存刀剣
Certif [N.B.T.H.K] Hozon Touken
登録 兵庫71815 昭和47年8月17日交付
寸法 長さ 九寸三分(28,2cm) 反り 僅か 目釘穴 1個 元幅 27mm
Size Blade length 28,2cm Curvature 2mm Mekugi 1Hole
国 阿波国
Country Awa
時代 新々刀
Period AD1800~AD1870
形状 平造り、庵棟、身幅重ね頃合い、反り僅かにつく。
鍛え 柾目肌、やや大肌となり、チケイ入り地鉄冴える。
刃文 直刃に小沸出来となり刃中良く働き、ほつれごころみせ、金筋入り、匂口明るく冴える。
帽子 丸く深く返る。
中心 生ぶ無銘、先浅い栗尻、鑢目筋違。
拵 朱刻み鞘小さ刀拵
白鞘 有
解説
海部鍛冶は阿波徳島の海部師久を祖として幕末まで幕末まで栄える。 片切り刃造を得意とし沸出来の刀が多く、阿州住某と銘を切る。本作は平造りの短刀であるが、地金良く、刃中小沸出来となり刃中の働き見事である。添っている朱刻み鞘の小さ刀拵は幕末に造られたもので金具、鞘の刻み、塗すべて見事で、豪商の注文だったのであろうか、すべて一級の仕事である。鞘の中は短刀の長さ以上は入らず、この短刀のために造られた拵えである。短い刀に見せ鞘で作られた拵は昔から多く、洒落がきいている。
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