品番 A320124
銘文 繁慶(新刀最上作)
Sign Hankei (Shinto Saijyosaku)
価格 売却済
price sold
鑑定 財)日本刀剣保存協会 特別保存刀剣
Certif [N.B.T.H.K] Tokubetsu Hozon Touken
登録 徳島2123 昭和28年3月6日交付
寸法 長さ 二尺四寸三分(73,8cm) 反り 12㎜ 目釘穴 2個
元幅 30mm 先幅 20mm 元重 6,0mm
Size Blade length 73,8cm Curvature 12mm Mekugi 2Hole
国 武蔵国
Country Musashi Edo
時代 江戸初期
Period Early of Edo priod
形状 鎬造り、庵棟、身幅重ね頃合い、優美な反りとなる。
鍛え 大板目に大肌交じり繁慶独特のひじき肌となり、地沸微塵につき、鉄冴える。
刃文 湾れ刃に互の目交じり、刃中砂流し金筋しきりにかかり沸微塵につく。
帽子 掃きかけて一枚となる。
中心 生ぶ、タナゴ腹となり、桧垣鑢
拵 無
白鞘 有
鞘書 田邊道宏先生鞘書
解説
繁慶は生国三河で江戸に出て初めは鉄砲師となり、将軍家の鉄砲鍛冶として重用された。それから刀鍛冶を志したのは、康継や国包、重国らが駿府で刀を鍛えているときに、同じ駿府で鉄砲を鍛えながら刀、脇差も鍛えたとようである。康継の感化をうけたというのはそれでであろう。寛永元年に繁慶と改名し、その後江戸の下原照重、康重によって相伝の古法をおさめたとされていて、のちに則重風の独自の伝法を完成させ作品を残している。
本作は繁慶独特のひじき肌が良く出て、刃中に砂流し金筋しきりにかかって、沸も厚くつき、覇気に満ちた出来で、さすが繁慶の一振りである。
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