品番 A350121
銘文 無銘 伝則重(古刀最上作)
Sign Mumei Den Norishige (Koto Saijyosaku)
価格 3,300,000円
price 3,300,000jpy
鑑定 財)日本刀剣保存協会 特別保存刀剣
Certif [N.B.T.H.K] Tokubetsu Hozon Touken
登録 大阪130596 令和元年5月31日
寸法 長さ 二尺一寸二分強(64.4cm) 反り2,6cm 目釘穴 3個
Size Blade length 64,3cm Curvature 2.6cm Mekugi 3Hole
国 越中国
Country Ettyu
時代 鎌倉後期
Period Late of Kamakura
形状 鎬造り、庵棟、身幅重ね頃合い、腰反深くつく。
鍛え 則重の代名詞である松皮肌となる。
刃文 直ぐ調に小乱れ交る。地鉄と交じり刃中砂流、金筋しきりに入り、その働き見事で匂口深く刃中良く働く。
帽子 掃きかけ風の帽子となる。
中心 大摺上
白鞘 有
解説
越中の則重は正宗十哲に数えられているが、姿や出来を見るに実際は新藤五国光門であったと考えるのが自然であり、正宗と兄弟弟子であったのであろう。相州伝上工の中で鍛えが一層肌立ち、太いチケイもしきりに入りその地鉄は松皮肌と称される。刃中の沸の付き方も強いものが多くその肌と絡まり働きを多く見せる。越中を代表する相州伝上工である。
本作は鎌倉末期の品の良い格好に、地鉄は板目肌に大肌の杢目交じり松皮肌となり、刃文は沸が良く付き、肌と絡んで見事な働きをみせ、砂流、金筋しきりにかかる。さすが相州伝上工の一振りで、則重の実力が遺憾なく発揮された逸品である。
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