品番 A350315
銘文 鉄収道人昭光(花押)
金山神社於大広前
為木村氏 彫越後国昭忠
昭和十八年八月吉日
Sign Tessyunyudo Akimitsu(kao)
Kinzanjinjya oite oohiromae
kimurashinotame Hori Etigonokuni Kunitada
価格 750,000円
price 750,000jyp
鑑定 財)日本刀剣保存協会 特別保存刀剣
Certif [N.B.T.H.K] Tokubetsu Hozon Touken
登録 大分34037 令和3年8月17日
寸法 長さ 二尺三寸0分半(70,0cm) 反り2,1cm 目釘穴 1個
Size Blade length 70,0cm Curvature 2.1cm Mekugi 1Hole
国 越後国
Country Echigo
時代 昭和十八年
Period AD1943
形状 鎬造り、庵棟、身幅頃合い、重ねやや厚く、反りつく。
鍛え 小板目肌よく詰む。
刃文 互の目乱れて、匂い勝ちに小沸つき、所処砂流しかかり、刃中良く働く。
帽子 乱れ込み先掃きかける。
中心 生ぶ、先栗尻、化粧鑢
彫 差表 龍の彫
差裏 腰に梵字に護摩箸
白鞘 有
解説
鉄収道仁昭光は五十嵐昭光といい、明治38年越後で生まれ、栗原彦三郎昭秀の門人である。聖代刀匠列では気品の列 最上大業物 横綱格に認定されている。
彫師の阿部昭忠は松一といい、こちらも栗原彦三郎に師事している。刀身彫を得意とし鐔などの金工作品も残している。
本作は昭光の刀身に阿部昭忠が彫を施した作品で地鉄よく、刃文は互の目乱れて刃中よく働き、彫は精密な龍の彫見事である。この戦時中にこれだけの刀を注文できるのはかなりの地位の人物であったと思われ、注文した木村氏は陸軍大将であった木村兵太郎であったと思われる。
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