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縁頭 如竹 蝉図

品番 G340425
 
題目 蝉図縁頭
Title  cicada  Fuchikashira 
 
銘   如竹
Sign     Jyochiku
 
価格 売約済
price    sold
 
 
鑑定 財)日本美術刀剣保存協会 保存刀装具
Certif     [N.B.T.H.K.]                 Hozon Tousougu
 
寸法   縁 縦 39,2mm 横 23,5mm  腰の高さ 12,5m 
     頭 縦 34mm  横 17,5mm    
 
  
時代   江戸時代後期
Period     latter Edo Priod
 
 
解説
 村上如竹は清次郎といい、初め仲矩と名乗り晩年は光則と銘した。鐙の象嵌工の出身であるといわれているが、その素性はあきらかではない。作風は高彫色絵のものと平象嵌の二様があり、高彫では貝や珊瑚を使い、平象嵌では墨象嵌といわれる赤銅の平象嵌を用いたりし、多彩で垢ぬけた作風で皆を魅了する。
 本作は赤銅に縮緬状の石目地、これも如竹が得意とする石目地である。高彫象嵌色絵で蝉の目には貝を入れるなど、細部にまで細かい仕事で如竹らしい出来となる。

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