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脇差 井上真改(菊紋)延宝三年八月日(新刀最上作)

品番 B350530
 
銘文 井上真改
   (菊紋)延宝三年八月日
Sign     Inoue Shinkai
         (kikumon) Enpo3nen8gatsuhi
 
価格  4,800,000円
Price     4,800,000yen
 
鑑定 財)日本刀剣保存協会 特別保存刀剣
Certif    [N.B.T.H.K]                  Tokubetsu Hozon Touken 

鎺  金無垢鎺 K18 41g
 
寸法   長さ 1尺5寸2分(46cm)  反り 0,8cm  目釘穴 1個  元幅 29,7mm 先幅23mm 元重 7mm
Size       Blade length  46cm  Curvature 0,8cm   Mekugi 1Hole
 
国   摂津国   
Country    Settu
 
時代   江戸中期 延宝三年
Period   Mid of Edo AD1675
 
形状   鎬造り、庵棟、身幅やや広く、反り僅かにつき、しっかりとした体配。

鍛え   小板目肌よく詰み、大阪新刀上工のしっとり良く練れた地鉄で、地沸微塵に厚くつく。
 
刃文  直刃調に互の目乱れて、沸出来となり、刃中砂流しかかり良く働き、真改特有の荒沸厚くつき覇気があり、匂口深く明るく冴える。

帽子   綺麗に丸く返る
 
中心   生ぶ、先剣刃上がり栗尻、化粧鑢。
 
白鞘  有

解説
 新刀期、津田越前守助廣と並び西の横綱と称され、新刀最高位の評価を与えられたのがこの井上真改である。 二代国貞、井上真改は初代和泉守国貞の次男であり、初め父同様和泉守国貞と銘し、万治四年に朝廷より菊紋をきることを許さたこの頃から井上和泉守国貞と名のる。その後寛文十二年八月より井上真改と名を改める。真改は父に勝る上手で、沸出来の波紋を焼き粗沸つきその覇気と匂口の冴えは新刀鍛冶中屈指であり、同国の津田越前守助廣や新刀期東の横綱、長曽祢乕徹と並びその技量を高く評価され、大阪正宗と称される程に至った。  
 本作は延宝三年の真改銘の脇差である。大阪新刀のしっとりとした精美な地鉄に刃文は中直刃を基調にした互の目の交じった沸出来となり、粗沸付き覇気が匂口明るく冴える。新刀最上作にして西の横綱と称される真改の優品である

 
脇差 井上真改 延宝三年八月日
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