品番 A350801
銘文 太刀 弘利(福岡一文字)
Sign Hizen no kuni Tadayoshi(Dhinto saijyosaku)
価格 4,800,000円
price 4,800,000jpy
鑑定 財)日本刀剣保存協会 特別保存刀剣
Certif [N.B.T.H.K] Tokubetsu Hozon Touken
登録 宮城8464 昭和31年12月10日
寸法 長さ 二尺二寸四分強(67,8cm) 反り2,2cm 目釘穴 2個 元幅29mm 先幅 17,5mm 元重 6mm
Size Blade length 67,8cm Curvature2,2 cm Mekugi 2Hole
国 備前国
Country bizen
時代 鎌倉中期
Period Middle of Kamakura
形状 鎬造り、庵棟、身幅重ね頃合い、腰反り付き、中切先
鍛え 板目肌流れごころに詰んで、所処に大肌交じる。
刃文 互の目乱れて、丁子刃交え、匂い勝ちに小沸つき、金筋入り、刃中良く働き、乱れ映り立つ。
帽子 乱れ込み、先浅く返る。
。
中心 摺り上げ、先切り、佩表中ほどに二字銘、穴二つ。
白鞘 有
解説
福岡一文字派は後鳥羽上皇の御番鍛冶であった則宗が福岡一文字の祖といわれており、鎌倉初期から中期にかけて活躍し、華やかな互の目丁子の刃文を得意とし、国の指定物では国宝の山鳥毛や日光一文字、小田切吉房、日光助真、重要文化財の姫鶴一文字などがあり有名で、長船派に続いて数多く指定されている。
弘利は建長から正応ころに活躍していたとされ、本作は一寸ちょっと摺り上げされておるが、茎の中ほどにやや大振の二字銘が鮮明に残っており、摺腰反り付いて、優美な姿となる。
刃文は互の目を基調に丁子刃交じり、刃中働き、匂口明るく、乱れ映り立つ。
この時代の在銘品は数が少なく資料的にも貴重である。
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