品番 A360803
銘文 備前介宗次作之 応阿州臣義正需
文久元年十一月日 於千住太々土壇拂切手山田源蔵
Sign Bizennosuke Munetsugugu korewo tsukuru asyunoshin Yoshimasa no motomeni oujite
Bunkyu 1 nen 11 gatsuhi Senjyu ni oite Futobuto Dotanharai kirite Yamada Genzoh
価格 売却済
price sold
鑑定 財)日本刀剣保存協会 重要刀剣
Certif [N.B.T.H.K] Jyuyo Touken
登録 北海道登録 昭和26年3月登録
寸法 長さ 2尺3寸3分(70,8cm) 反り 13㎜ 目釘穴 1個
元幅 30,5mm 先幅 21mm 元重 8,0mm
Size Blade length 70,8cm Curvature 13mm Mekugi 1Hole
国 武蔵国
Country Musashi
時代 文久元年
Period AD1861
形状 鎬造り、庵棟、重ねやや厚く、反り浅くつき、中切先
鍛え 小板目肌よく詰み、流れ肌柾交じり、地沸つく
刃文 互の目乱れに丁子風の刃を交え、足長く入り、匂い深く、小沸つき、僅かに砂流しかかり、匂口明るく冴える
帽子 乱れ込み先丸く返る。
中心 生ぶ、先入り山形、鑢目切
拵 無
白鞘 有
解説
固山宗次は享和三年奥州白河に生まれ、俗名を宗兵衛といい、一専斎、精良斎と号し、兄に宗平、宗俊がいる。加藤綱英に師事したといわれているが、作卯からみるにむしろ弟の綱俊の影響が大きかったと思われる。初め白河藩松平家のお抱え鍛冶であったが藩が桑名へ移封後は江戸に住んで作刀した。初め麻布永坂、後に四谷左門町に住したおいう。弘化二年に備前介を受領し、作品は文政の後半から明治にまでわたり作刀する。作風は備前伝に終始している。
本作は宗次の後期の作で、互の目にやや丁子が混ざり、匂深く、小沸つき、匂口明るく冴えるなど、典型的な作風を示しており、出来が良い。茎鑢も万延期から切鑢になっており、掟どおりである。
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