品番 A361101
銘文 遠近(古備前)(古刀最上作)
Sign Tohchika(Kobizen)(koto saijyosaku)
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鑑定 財)日本刀剣保存協会 重要刀剣
Certif [N.B.T.H.K] Jyuyo Touken
寸法 長さ 2尺2寸6分(68,6cm) 反り 19㎜ 目釘穴 1個
元幅 2,85mm 先幅 20mm 元重 6,4mm
Size Blade length 68,6cm Curvature 19mm Mekugi 3Hole
国 備前国
Country Bizen
時代 鎌倉中期
Period Middle of Kamakura
形状 鎬造り、庵棟、身幅、重ね頃合い、反りつき、中切先詰る
鍛え 板目肌流れ、所々流れてやや肌立ち映り淡くたつ
刃文 丁子乱れ華やかに乱れて、足・葉しきりに入り、金筋入り、匂い深く小沸つく。
帽子 乱れ込んで尖りこころに返る
彫物 表は腰に梵字と棒樋を搔き流し、裏は棒樋を搔き通す
中心 摺り上げ、先栗尻、鑢目筋違
拵 無
白鞘 有
解説
遠近は古備前正恒の門人や恒遠の子などと諸説あり、畠田守家の祖とする説もある。時代は鎌倉中期であり、華やかな蛙子丁子刃を焼き、高低差のある刃文は長船光忠や畠田守家に影響を与えてたことは自然な考えである。
本作は遠近在銘の太刀で、刃文は華やかな蛙子丁子刃を見事に焼き、足・葉よく入り、金筋入り匂い深く小沸つき、匂口明るく冴え、乱れ映り立ち、傑作の出来である。また帽子がすこぶる健全で、鎌倉中期の在銘物でこれだけの状態で帽子が残っているものはまず見ない。鎌倉中期の備前物の傑作である。
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