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刀 津田越前守助広 延宝八年八月日 因源弘光望造之

品番 A361102
 
銘文  津田越前守助廣(新刀最上作)
   延宝八年八月日 因源弘光望造之
Sign     Tsuda echizennokami Sukehiro(Shinto Saijyosaku)
          Enpo 8nen 8gatsuhi Minamoto Hiromitu no nozomini yori korewo tsukuru
 
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price     Ask
 
指定 重要美術品 

所載 日本刀大鑑
   越前守助廣大鑑
   助廣大鑑
 
 
寸法   長さ 2尺3寸4分半(71,0cm)   反り 12㎜  目釘穴 1個  
        元幅 30mm 先幅 20mm 元重 7,6mm
Size       Blade length  71,0cm     Curvature 12mm   Mekugi 1Hole
 
国   摂津国  
Country    Settsu
 
時代   延宝八年
Period   AD1681
 
形状   鎬造り、庵棟、身幅、重ね頃合い、反り浅くつき、中切先
 
鍛え   小板目肌よく詰み、地沸厚くついて地鉄冴える
 
刃文   涛瀾乱、すぐに短く焼き出す、沸出来となり、匂深く小沸よくつき、匂口明るく冴える
 
帽子   小丸に深く返る
 
中心   生ぶ、先入り山形、化粧鑢
 
拵    無
 
白鞘  有
 
 
解説
 津田越前守助廣は井上真改と並び大阪新刀を代表する双璧である。そぼろ助廣の養子となり二代目助廣となる。明暦三年に越前守を受領し、濤乱刃を考案し後世に大きな影響を与える。匂口が深く柔らかく、明るく冴えた出来をみせる。また延宝二年期から丸身を帯びた字体となりそれ以降を丸津田と呼び、それ以前を角津田という。
 本作は延宝八年の助廣の刀である。得意の涛瀾乱を焼き、匂深く小沸よくつき、匂口明るく冴え、地鉄は小板目肌よく詰み、地沸厚くついて地鉄冴えるなど優れた出来を示し、完成期の代表作といってよいだろう。助廣は為打ちがある刀はほとんど見ないので本作は珍しく、源弘光がどのような人物か詳かではないが、相当な人物であったのであろう。
 本作は重要美術品に指定されており、日本刀大鑑、助廣大鑑にも所載である。
 

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