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刀 筑前国福岡住守次 裁断銘

品番 A300103
 
銘文 筑前国福岡住守次
   桶居落斬手内山七郎兵衛(花押)
   貞享弐年十一月日
Sign      Chikuzennokuni Fukuokajyu Moritsugu
          Okei otosu kirite Uchiyama Shichirobei(sign) (Uciyama Shichirobe cut okei)
     Jyokyo 2nen 11gatsu
 
価格 売却済
Price     sold
 
鑑定 財)日本刀剣保存協会 特別保存刀剣
Certif    [N.B.T.H.K]                 Tokubetsu Hozon Touken 
 
登録  神奈川76765  平成21年5月11日交付 
 
寸法   長さ 二尺二寸一分(67cm)   反り 1,8cm  目釘穴 1個 
        元幅 30mm 先幅 21mm 元重 6,8mm
Size       Blade length  80,6cm     Curvature 2,6cm   Mekugi 1Hole
 
国   筑前国   
Country    Chikuzen
 
時代   貞享弐年
Period    AD1685
 
形状   鎬造り、庵棟、身幅重ね頃合い、反り浅くつく。
 
鍛え   板目良く詰む。
 
刃文   互の目乱れて湾れ調の刃交じり、小沸出来の刃となり、匂い口明るく冴える。
 
帽子   直ぐに丸く返り寄る。
 
中心   生ぶ、先栗尻、筋違鑢
 
拵    黒蝋色笛巻鞘打刀拵
 
白鞘  有
 
 
解説
 江戸時代中期石堂一派は、江戸石堂、福岡石堂、大阪石堂、紀州石堂と全国で流行しその一文字を思わせる派手な波紋は皆に好まれた。石堂守次は石堂是次と並び福岡石堂を代表する刀工である。是次は守次の祖父にあたり、父利次が早くなくなったために守次が嫡家を相続したといわれている。
 福岡石堂は一文字を写した備前伝が得意だが、本作は匂い勝ちに小沸が付いた互の目に湾れ調の刃を焼いている。これはこの刀が裁断刀に使われるために造られたものだからだと思われる、匂出来の刃は固くその分刃こぼれしやすい、そのために小沸出来の刀を特別に焼いたものだと考えられる。斬り手である内山七郎兵衛により桶居、つまり股下から真っ二つに切られた刀でこの刀の切れ味のものすごさを表している。
 
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