品番 C310602
銘文 長谷部国重(正宗十哲)
Sign Hasebe Kunishige
価格 売却済
price Sold
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鑑定 財)日本刀剣保存協会 重要刀剣
Certif [N.B.T.H.K] Jyuyo-Token
寸法 長さ 1尺0寸7分半(32,5cm) 反り 0,2cm 目釘穴 2個 元幅 2,95mm
Size Blade length 32,5cm Curvature 0,2cm Mekugi 2Hole
登録 大阪21365
国 山城国
時代 南北朝 延文貞治頃
Country Yamashiro
Period Nanbokucho AD11350~1370
形状 平造り、三ツ棟、身幅広く、大きく寸延び、重ね薄く、反り浅く延文貞治体配。
鍛え 板目に杢目交じり、刃より棟より流ごころとなり、肌立ち心に地沸つく。
刃文 浅い小のたれに小互の目交じり、金筋、砂流し細かにかかり匂い口明るい。
帽子 直ぐに先の丸み大きく返り、掃きかけて火炎風となる。
中心 生ぶ、先栗尻。
彫物 表に素剣、裏は護摩箸
拵 変り塗雲に波図金具合口拵
白鞘 有
解説
長谷部国重は南北朝時代を代表する山城の刀鍛冶で現存する作品は少ない。国重は正宗十哲の一人として数えられ、それまでの京物とは趣を逸し相州伝の刀を焼き、皆焼の刀や刃中働いた湾れ刃を焼く。本作は身幅の広く寸が伸びやや反りのついた延文貞治体配に刃と棟よりに柾が流れ、重ねが厚い作り込みなど長谷部国重の手癖が現れ、湾れ調の刃紋で刃中良く働き、匂口明るく冴える優品となっている。添っている拵えも幕末の素銅に雲を彫った金具に三所は朧銀の波を使い、気の利いた拵となっている。
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