品番 A300102
銘文 出羽国住人大慶庄司直胤(花押) (新々刀最上作)
文化十三年仲秋
Sign Dewanokuni jyunin Taikei syouji Naotane(sign) (Shinshinto Saijosaku)
Bunka13nen tyusyu
価格 4,000,000円
Price 4,000,000jpy
鑑定 財)日本刀剣保存協会 特別保存刀剣
Certif [N.B.T.H.K] Tokubetsu Hozon Touken
登録 栃木50925 平成20年2月21日交付
寸法 長さ 二尺六寸六分(80,6cm) 反り 2,6cm 目釘穴 1個
元幅 30,5mm 先幅 18,5mm
Size Blade length 80,6cm Curvature 2,6cm Mekugi 1Hole
国 国
Country Mino
時代 文化13年
Period AD1816
形状 鎬造り、庵棟、身幅重ね頃合い、反りつき優美な姿。
鍛え 板目肌流ごころに良く詰む。
刃文 互の目乱れて、刃中金筋入り働き多い、匂い口明るく冴える。
帽子 表 乱れ込んでに先掃きかけ気味に返る。
裏 乱れ込み丸く返る。
中心 生ぶ、先栗尻、化粧鑢。
拵 無
白鞘 有
解説
大慶直胤は、名を庄司箕兵衛という。安永7年に出羽国山形に生まれた。水心子正秀に師事して、文政4年頃に筑前大掾を受領し、嘉永元年に美濃介となる。細川正義と共に水心子門の双璧となり、新々刀期を代表する刀工となる。作域広く、五ヵ伝すべてに精通し、特に備前伝、相州伝では古刀を見るような力作を多数残している。安政4年5月7日、79歳で歿している。
本作は太刀銘となり、長さ二尺六寸以上となるとなることから古作の写しを狙っている、相伝備前を狙っているのであろう、刃中匂い勝ちに小沸つき互の目に金筋入り働き多い。匂口明るく冴え出来が良い。特別注文の逸品である。
新々刀期では水心子正秀、大慶直胤、山浦清麿、左行秀が最上作に指定されている。






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