品番 G320423
題目 猛虎図縁頭 二点セット
Title Mouko zu Fuchikashira
銘 遊落斉赤文
Sign Kikuoka Mitsumasa (kao)
東遊斉一明
Touyusai Ichimei
価格 売約済
price sold
鑑定 財)日本美術刀剣保存協会 保存刀装具
Certif [N.B.T.H.K.] Hozon Tousougu
所載 遊落斉赤文考所載 第三十八図 第六十六図
寸法 赤文 縁 縦 38.7mm 横 22mm 腰の高さ 12m
頭 縦 34mm 横 17mm
一明 縁 縦 39mm 横 22mm 腰の高さ 11m
頭 縦 35,5mm 横 17mm
時代 江戸後期
Period Late of Edo
系統 村上桂家 庄内金工
School Murakami Katsura Syounai Kinko
解説
赤文は村上桂家、初代雲軒の三男として寛政元年に越後国村上で生まれる、兄に鷺州、弟に南山がいる。初めに鷺州のもとで彫金の手ほどきを受け、東都へ出て玉川政春の門人となる。腕が良く、いくつかの藩から誘いがあったが故郷の越後村上に近い庄内藩を選んだと伝わっている。文政七年で羽州庄内洒井公のお抱え工となる。
桂一明は村上桂家三代目で、桂家は初代雲軒、二代鷺州、三代一明と代々栄える。一明は赤文の弟子であったが腕を買われ鷺州の養子になっており三代目となる。一明は師匠であった赤文の影響を強く受けており、赤文流の作品が残っている。
本作の猛虎の図は赤文や桂家が得意とする図で、構図が同じで赤文と一明が師弟関係であることが一目でわかるセットとなっている。赤文らしく虎の表情に愛嬌があり出来が良い。
二点とも遊落斉赤文考に所載である。

























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