品番 A320701
銘文 無銘(片山一文字)
Sign Mumei (Katayama Ichimonji)
価格 売却済
price sold
鑑定 財)日本刀剣保存協会 特別保存刀剣
Certif [N.B.T.H.K] Tokubetsu Hozon Touken
登録 岡山1700 昭和26年5月12日交付
寸法 長さ 2尺3寸弱(69,65cm) 反り 5分(15mm) 目釘穴 2個
元幅 30mm 先幅 20mm 元重 6,0mm
Size Blade length 69,65cm Curvature 15mm Mekugi 2Hole
国 備前国
Country Bizen
時代 鎌倉後期
Period Last of Kamakura
形状 鎬造り、庵棟、身幅重ね頃合い、腰反つき優美な反りとなる。
鍛え 板目肌流れこころによく詰み、地沸微塵につき、鉄冴える。
刃文 小丁子に互の目交じり、所々に逆がかった刃が見られ、乱れ映りが鮮明に立つ。
帽子 乱れ込んで先やや掃きかけて返る。
中心 大磨上、無銘。
樋 表裏棒樋
拵 無
白鞘 有
鞘書 田邊道宏先生鞘書
解説
片山一文字は鎌倉期の一文字派を代表する一派で、福岡一文字の則房が片山に移住したことで一派が栄えたと伝えられている。作風は丁子刃に互の目交じり逆がかる刃を交える手くせがあり地鉄が強く、華やかな刃紋を焼き乱れ映りが立つ。
本作は小丁子に互の目交じり所々に逆がかった刃が見られ匂口明るく、乱れ映りが鮮明に立っている。また物打から上が健全で、特に痛みの受けやすい帽子がしっかりと残っているのがこの上ない御馳走である。地鉄も板目肌流れここによく詰み、地鉄冴える。鎌倉期を代表する片山一文字の優品である。









お問い合わせ・ご注文はこちらから
お電話でのお問い合わせはこちらまで
0258-33-8510
お気付きの点、ご不明な点がございましたら
お気軽にお問い合わせくださいませ。