品番 E340211
題目 対鶴透鐔
Title Tsui tsuru sukashi Tsuba
銘 忠時作(赤坂四代忠時)
Sign Tadatoki saku(Akasaka4th Tadatoki)
価格 売却済
price sold
鑑定 財)日本美術刀剣保存協会 特別保存刀装具
Certif [N.B.T.H.K.] Tokubetsu Hozon Tousougu
所載 透鐔 笹野大行著
寸法 竪 83mm 横 80mm 切羽台厚さ 6mm
Size Length 83mm Width 80mm Thickness 6mm
時代 江戸中期(1707~1746)
Period Middle of Edo
系統 赤坂鍔 赤坂四代
School Akasaka Tsuba Akasaka4th
解説
赤坂鍔は京の鍔商雁金屋彦兵衛が寛永頃に鍔工の忠正をつれ江戸の赤坂に移住し制作させたのが赤坂鍔の始まりといわれている。初代忠正、二代忠正、三代正虎、四代忠時と続き、そこからは九代まで代々忠時と名乗る。肥後や尾張、京と並んで透し鍔の主流の一つを形成する。
本作は赤坂四代の忠時の比翼の鶴透鍔である。
赤坂四代忠時はは彦十郎といい、晩年は嫡男に家督を譲り忠宗と称した。赤坂四代忠時は精巧を極むと伝えられるが本作もまさに地鉄が細美で毛彫は鋭く、又七に劣らぬ品位がある。耳にも層が見え、上三代が三枚で鍛えていた名残が伺え、この四代から技術が向上し合わせ目が目立たなくなると言われるのが見て取れる。
上三代は在銘品はなく赤坂の在銘はこの四代目からになるので赤坂の在銘品では一番古いところとなる。
笹野大行先生の透鍔にも所載の名品である。
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