品番 A331103
銘文 安代(一平安代)(上々作)
Sign Yasuyo(Ippei yasuyo)
価格 売却済
price sold
鑑定 財)日本刀剣保存協会 重要刀剣
Certif [N.B.T.H.K] Jyuyo Touken
登録 兵庫119256 平成21年4月16日
寸法 長さ 2尺3寸5分(71.5cm) 反り 6分6厘(2,0cm) 目釘穴 1個
元幅 32mm 先幅 2,2mm
Size Blade length 71,5cm Curvature 20mm Mekugi 1Hole
国 薩摩国
Country Satsuma
時代 江戸中期
Period Middle of Edo
形状 鎬造り、庵棟、身幅広く重ね厚く、元先の幅ややつき、反りつき、中切先
鍛え 小板目肌よく詰み、僅かに流れごころに地沸厚く微塵につき、鉄色黒味がかる
刃文 広直刃、浅くのたれ、互の目、小互の目など交え、匂い口深く小沸厚くつき匂口明るく冴える
帽子 焼きやや深く、直ぐに丸く長く反る
中心 生ぶ、先栗尻、鑢目檜垣
白鞘 有(田邉先生鞘書き)
解説
一平安代は主水丞正清と並び薩摩新刀の双璧である。延宝八年に生まれ通称を玉置小市といい、はじめは父の安貞に作刀を習い、こののち波平本家の大和守安国の門で学んだという。享保六年正月、正清と共に八台将軍吉宗公に召されて江戸で鍛刀し、その技を認められ一葉葵門を中心に切ることを許され、その帰途、主馬首に任ぜられている。
本作は身幅やや広く、重ね厚いがっちりとした作り込みで刃文、匂口深く小沸が厚くつき荒沸を交え出来が良く、二字銘は献上打ちで相当の位の人が注文したものだと想像ができる。安代の実力が遺憾なく発揮された名品である。
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