品番 E340208
題目 梅花散図鐔
Title Baika chirashi zu Tsuba
銘 洛北住 伯応作(一乗)
Sign Rakuhokujyu Hakuou sau(Ichigyo)
価格 売約済
price sold
鑑定 財)日本美術刀剣保存協会 特別保存刀装具
Certif [N.B.T.H.K.] Tokubetsu Hozon Tousougu
所載 鏨廼花
寸法 竪 68mm 横 64mm 切羽台厚さ 4mm
Size Length 68mm Width 64mm Thickness 3mm
時代 江戸末期
Period Last of Edo
系統 後藤一乗
school Goto Ichigyo
解説
後藤一乗は夏雄、清寿と並び、幕末を代表する名金工師である。
寛政三年に生まれ、十五歳で八郎右衛門家の六代目当主となり、初め光貨と名乗る。文化八年に光行と改め、文政初めごろに光代となる。その後文政七年十二年に法橋し一乗となった。晩年に伯応と号す。衰退した幕末の後藤家の中にあって非凡の努力を重ね、幕末を代表する名工と上り詰め、またその門からは船田一琴、橋本一至、中川一匠、荒木東明、和田一真、今井永武などたくさんの優秀な金工師を輩出し一乗派を築いた。
本作は晩年の伯応銘で鉄槌目地に梅が品よく象嵌され空間の美がとても風流で一乗のセンスの良さが際立っている。明治から昭和にかけての刀装具の収集家、光村利藻の鏨廼花に所載である。
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