品番 A351203
銘文 鬼塚吉國
Sign Onizuka Yoshikuni
価格 1,200,000円
price 1,200,000jpy
鑑定 財）日本刀剣保存協会 特別保存刀剣
Certif [N.B.T.H.K] Tokubetsu Hozon Touken
登録 大阪56801 令和44年1月21日
寸法 長さ 二尺二寸五分半(68,4cm) 反り2,2cm 目釘穴 1個 元幅31mm 先幅 22mm 元重 7mm
Size Blade length 68,4cm Curvature 2,2cm Mekugi 1Hole
国 筑後国
Country Chikugo
時代 江戸前期
Period first of Edo
形状 鎬造り、庵棟、身幅重ねしっかりとし、反りやや付き、中切先
鍛え 板目肌よく詰み、鉄冴える。
刃文 直刃調に湾れ刃交じり、ほつれ刃、打のけ、二重刃など交じり刃中見どころ多く、小沸出来となり匂口明るく冴える
帽子 沸強く、先掃きかける
。
中心 生ぶ、先栗尻、鑢目浅い勝手下がり、
白鞘 有
拵 黒塗鞘打刀拵
解説
鬼塚吉国は新刀期の筑後を代表する刀工で
元亀三年に奥州岩城に生まれ、立花宗茂の家老、由布壱岐守の勧めで筑後柳川城下に移住し作刀したという。師弟関係は確かではないが忠吉一門と関係が深かったのではないかと言われている。その切れ味も有名で業物にい列されており、水戸光圀が鬼塚吉国の刀で悪僧を成敗したという言われもある。
本作は板目肌よく詰んだ地鉄に、刃文は直ぐ調に刃中働きのある刃をやき、小沸できとなり、匂口明るく冴え、出来が良い。
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