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刀 無銘 粟田口国安

品番 A370101
 
銘文 無銘 伝粟田口国友 (御番鍛冶)(古刀最上作)

Sign   Mumei  Awataguchi Kunitomo (Gobankaji) (Koto Saijyosaku)
    
価格 6,500,000円
price     6,500,000yen
 
鑑定 財)日本刀剣保存協会 特別保存刀剣
Certif    [N.B.T.H.K]                   Tokubetsu Hozon Touken 

 
 
寸法   長さ 2尺4寸1分(73,0cm)   反り0,6mm  目釘穴 1個  元幅29mm 先幅 19,5mm 元重 8,8mm
Size       Blade length  73,8cm     Curvature 26mm   Mekugi 2Hole
 
国   山城
Country   Yamashiro
 
時代   鎌倉初期 
Period   First of Kamakura
 
形状   鎬造り、庵棟、身幅、重ね頃合い、、反り浅くつき、中切先
 
鍛え   板目肌、やや肌立、大肌も交え、地鉄強く、地沸厚くつく
 
刃文  直刃調に小乱れ交じり、小沸出来となり、湯走り風の刃を交え、匂口ややうるみ、沸映り立つ
    
帽子   乱れ込み先丸くやや掃きかけ返る

中心  大摺上、先浅い栗尻
 
白鞘  あり



解説
 粟田口派は三条派、五条派に次いで興り 鎌倉初期から中期にかけて、山城で栄えた刀工群である。粟田口派は国家を祖としてその下に六兄弟がいたとされ、国安はその三男で藤三郎と称す。
 国友、久國、国安は後鳥羽上皇御番鍛冶を務め、国友の子には則国、孫に国吉、ひ孫に藤四郎吉光がいる。御番鍛冶では国安は四月を担当したとされ、現存するものでは重要文化財3点、重要美術品6点がある。
 国安には細身で優美な姿のものと、身幅が広めで強さを感じる二様があり、鍛えはよく詰んだ梨子地肌の詰んだものと、板目肌やや肌立、大肌交るものがある。地沸が良くつき、チケイ交じり沸映りが立つできとなる。
 刃文は直刃調に小乱れ交え、沸出来となり匂口がうるみ、金筋、砂流し湯走り風の刃を交え、来国行や綾小路貞利に影響を与えられたと考えられる。
 本作は板目肌やや肌立ち大肌交り地沸よくつき、刃文は直刃調に小乱れ交じり、小沸出来となり、湯走りなど交え、匂口ややうるみ、沸映り立つなど国安の典型的な出来を示し、出来が良い。

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