品番 B120
銘文 近江大掾藤原忠廣
Sign Oumidaizyo Fuziwara Tadahiro
価格 売約済
Price sold out
鑑定 財）日本刀剣保存協会 保存刀剣
Certif [N.B.T.H.K] Hozon Touken
寸法 長さ 1尺5寸5分(47,1cm) 反り 1,2cm 目釘穴 １個 元幅 31mm
Size Blade length 47,1cm Curvature 1,2cm Mekugi 1Hole
登録証 佐賀7629号
国 肥前国
時代 江戸前期
Country Hizen
Period AD1620＾AD1690
形状 鎬造り、庵棟、身幅重ね頃合い、反りややつく。
鍛え 肌よく詰み米糠肌に大肌交る。
刃文 直刃、小沸出来となり、匂口柔らかく、明るく冴える。
帽子 フクラに添って丸く返る。
中心 生ぶ、先剣形、鑢目浅い勝手上がり。
拵 貝研出鞘九曜紋金具脇差拵
白鞘 無
解説
近江大掾忠広は初代忠吉の子で、肥前刀正系の忠吉二代目となる。忠吉二代目だが忠廣とのみ銘する。寛永九年父が没したのち十九歳の若さであったが、忠廣を襲名し、同九年から作刀する。寛永十八年七月に近江大掾を受領し、元禄六年八十一歳で没する。作刀歴は六十年以上となり、肥前刀工中で最も多くの作品を残している。
本作は肥前刀の特徴である良く詰んだ米糠肌と匂い＾口の柔らかい、小沸く出来の明るく冴えた直刃で出来が良く。添ってる拵えも、九曜紋金具に貝の研ぎ出し鞘の拵で内外ともに魅力的な逸品である。
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