品番 E300701
題目 桜下鴛鴦図鐔
Title Ouka Oshidori zu Tsuba
銘 宝殊堂寿景
元治乙丑中州（花押）
Sign Hojyudo Toshikage
Ganzi kinotoushi Tyusyu (kao)
価格 売約済
Price Sold
鑑定 財）日本美術刀剣保存協会 特別保存刀装具
Certif [N.B.T.H.K.] Tokubetsu Hozon Tousougu
寸法 竪 64mm 横 56mm 切羽台厚さ 2mm
Size Length 64mm Width 56mm Thickness 2mm
時代 元治二年
Period ＡＤ１８６５
流派 東龍斉派
school Touryusai school
解説
東龍斉派は田中清寿を祖とし、清寿は文化元年に会津で生まれ、青年時代は会津正阿弥の一門で修業していたといわれている。春明法眼が東北に訪れたのを期に彼に師事し腕を磨き、東龍斉派という気の利いた作風を完成させ幕末において一世を風靡する。弟子にも有工が多く寿良、寿景、寿矩、義景、政景らがおり皆名工で、寿景は宝殊堂と号す。本作、東龍斉派の肉置きに鉄味よく桜の下に鴛鴦見事で、年期があるのも資料的価値が高い。寿景の名品である。
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