品番 E330636
題目 一休禅師図鐔
Title Ikyu zenshi zu Tsuba
銘 兼重
Sign Kaneshige
価格 売却済
price sold
鑑定 財)日本美術刀剣保存協会 保存刀装具
Certif [N.B.T.H.K.] Hozon Tousougu
寸法 竪 72,5mm 横 70mm 切羽台厚さ 4mm
Size Length 72,5mm Width 70mm Thickness 4mm
時代 江戸後期
Period Late of Edo
系統 芸州法安兼重
school Geisyu Hoan Kaneshige
解説
一休禅師には様々な逸話があるが、この図もその一つで、正月に髑髏を杖の頭にしつらえて、ご用心ご用心と叫びながら練り歩いたそうである。一休禅師はこうした一見奇抜な言動は、禅宗の教義における風狂の精神の表れとされる。同時に、こうした行動を通して、当時の仏教の権威や形骸化を批判・風刺し、仏教の伝統化や風化に警鐘を鳴らしていたと解釈されている。
法安兼重は初め久七のちに六右衛門という。江戸後期の鉄の板鐔を得意として造っている。本作も鉄地に一休禅師の顔や髑髏は四分一を高彫りし、金象嵌なども施し、丁寧に造られている。一休禅師の図柄が珍しく、出来の良い珍品である。
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